「楽しい」というモチベーション

id:FromAtomくんのナレッジプールってのをやってみてる話。 という記事の以下の文章に大変共感したので,思うところを書いてみる.

こういう問題に対して、個人的に嫌いなのが「なんらかのペナルティを課す」というアプローチ。ペナルティを課すってのは、「こうでもしないと、最悪の場合死人が出る・・・!」ぐらいの状況でしか使っちゃダメだと思ってます。じゃないと、圧政に苦しむラボ蓄が大量生産されて、鬱病からの自殺コンボを叩き込みかねない。それは嫌で、やっぱ行くからには何かしらの楽しさが欲しいわけです。家に引きこもってると得られない楽しさ。誰だって「行かないと怒られるから行かなきゃ。」って思うより、「行ったほうが楽しいし行こう。」って思った方が気楽だと思う。

http://fromatom.hatenablog.com/entry/2013/01/27/054148

自分がこれまで所属してきたところのことしかわからないのだけれど,研究室を構成しているメンバーは,

  1. 毎日真面目に研究室に来る人
  2. 毎日ではないけれど適度に来る人
  3. ゼミや授業といった,何か,来なければいけない用事があるときだけ来る人

に分類されると思う.

いま所属している研究室は傾向として,授業がある期間は3に分類される人はほぼいない.が,長期休暇に入ると,2に分類される人が3の行動を取るようになり,毎日真面目に来る人が自分含めて1人か2人という状況になる.
そうなるとだいたい「なんで来ないんだ」と言う声が,研究室内で聞こえ始める.
とは言っても,毎日真面目に来る(来てしまう)人たち(自分含めて)は,研究室に来ない(来たくない?)理由がわからないので,答えが出ない.

昔は「研究室に毎日来る習慣を付けてしまえばいいのでは?」と思っていたのだけれど,それを苦に感じる人には向かないなーと気づいた.
最近「研究室に来たら楽しいなあ!」と思えるような雰囲気作りをすればいいんじゃないかなあということに気づいたのだけれど,具体的なアイデアがなくて結局何もしない状態だった.

と,そんな中で,id:FromAtomくんのブログを読んだので,ナレッジプールっていうのは試してみる価値あるかもなあと思っています.
ちなみに,ここ一ヶ月くらい,後輩ちゃんたちが研究室にボドゲを持ってきてみんなで遊んだり,研究室でみんなでご飯を作って食べたりっていうのを自主的にしているので,それが続くことで今年の夏休みあたりにいい影響が出るといいなー,出るように私もなんかやろうかなー,という感じです.